9月22日に阪神競馬場で行われるのは、歴史のある神戸新聞杯です。
昨年はダービー馬のワグネリアンが勝利し、一昨年もダービー馬のレイデオロが制覇、さらに年をさかのぼってもサトノダイヤモンドなどの実績馬が制覇しています。
ということもあり、他の3歳馬限定のトライアルレースよりも注目度が高いといえます。

ここでは2019神戸新聞杯の出走予定馬紹介や各馬の詳細、過去10年のデータを基にした予測も行ってきます。

現時点の2019神戸新聞杯の出走予定馬

サートゥルナーリア
ヴェロックス
ワールドプレミア
レッドジェニアル
ユニコーンライオン
シフルマン
メイショウテンゲン
など

神戸新聞杯に関する過去10年間のデータと重要ポイント

枠番別集計

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1枠 0- 0- 2-10/12 0.0% 0.0% 16.7% 0 90
2枠 0- 1- 2-12/15 0.0% 6.7% 20.0% 0 32
3枠 3- 1- 0-13/17 17.6% 23.5% 23.5% 174 48
4枠 1- 2- 0-14/17 5.9% 17.6% 17.6% 47 50
5枠 3- 2- 1-13/19 15.8% 26.3% 31.6% 27 49
6枠 1- 1- 2-14/18 5.6% 11.1% 22.2% 9 62
7枠 0- 1- 2-18/21 0.0% 4.8% 14.3% 0 58
8枠 2- 2- 1-16/21 9.5% 19.0% 23.8% 16 45

過去10年の神戸新聞杯の枠別成績を見てみると、内枠と外枠の成績があまりよくありません。
3枠、4枠、5枠の成績が比較的よく、単勝回収値だけを見てみると174の3枠が抜けています。
しかも3枠は10年間で3勝を挙げており、5枠も3勝しています。

外枠はあまり成績は良くないと言いましたが、8枠に関しては勝率、連対率、複勝率は優れています。
しかし単勝回収値と複勝回収値が低く、あまり積極的に購入したい枠ではありません。

3枠4枠5枠の成績が良く、特に3枠に注目

種牡馬別集計

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ディープインパクト 2- 2- 4-13/21 9.5% 19.0% 38.1% 18 68
キングカメハメハ 2- 1- 0- 6/ 9 22.2% 33.3% 33.3% 57 67
ステイゴールド 2- 1- 0- 5/ 8 25.0% 37.5% 37.5% 50 50
ハーツクライ 1- 2- 0-10/13 7.7% 23.1% 23.1% 12 58
マンハッタンカフェ 1- 0- 1-10/12 8.3% 8.3% 16.7% 200 66
ゼンノロブロイ 1- 0- 1- 1/ 3 33.3% 33.3% 66.7% 266 160
シンボリクリスエス 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7% 23 18

当たり前ではありますが、やはりディープインパクト産駒が最も多く出走しその数は21頭。
ですが意外と勝ち馬は少なく、2勝しか挙げていません。
勝率は10%を割り込み、単勝回収値は驚きの18、複勝回収値も68と低さが目立ちます。

5頭以上が出走し、なおかつ勝利も挙げている種牡馬の中で特に注目したいのはマンハッタンカフェ産駒です。
単勝回収値は200を記録しています。
ただ勝利は1勝のみなのであまり参考にならず、種牡馬別成績をみて参考になるのは、ディープインパクト産駒がそれほど得意としていないということでしょう。
ですが2頭は勝利している…という事実もあるので、あからさまな軽視は禁物です。

ディープインパクト産駒の成績は良くない
特に単勝回収値は18と極度の低さ

4角位置別集計

4角位置 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
4角1番手 1- 1- 1- 7/ 10 10.0% 20.0% 30.0% 80 75
2番手以内 1- 1- 1- 20/ 23 4.3% 8.7% 13.0% 34 32
3番手以内 2- 1- 3- 31/ 37 5.4% 8.1% 16.2% 27 41
4番手以内 4- 1- 4- 36/ 45 8.9% 11.1% 20.0% 29 42
5番手以内 6- 2- 5- 49/ 62 9.7% 12.9% 21.0% 28 39
7番手以内 8- 4- 6- 57/ 75 10.7% 16.0% 24.0% 30 46
10番手以内 10- 8- 8- 78/104 9.6% 17.3% 25.0% 46 57

逃げ馬は1勝、ただ単勝回収値・複勝回収値はそれほど悪くはありません。
しかし他の重賞に比べると逃げ馬の成績は良くありませんし、とにかく前に行く馬にとっては不利なレースなようです。
4番手~10番手あたりが良い印象のですが、出走馬構成によって大きく変わりそうです。

4コーナーにおける各馬の位置別成績を見ても単勝回収値・複勝回収値はあまり変わりません。(逃げ馬は良い)

先行~中団(4番手~10番手)につけられる馬が有利

人気別集計

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 6- 2- 0- 2/ 10 60.0% 80.0% 80.0% 104 90
2番人気 2- 2- 2- 4/ 10 20.0% 40.0% 60.0% 57 77
3番人気 1- 2- 2- 5/ 10 10.0% 30.0% 50.0% 80 92
4番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 24
5番人気 0- 0- 2- 8/ 10 0.0% 0.0% 20.0% 0 68
6番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0.0% 10.0% 20.0% 0 71
7番人気 1- 1- 1- 7/ 10 10.0% 20.0% 30.0% 240 136
8番人気 0- 2- 0- 8/ 10 0.0% 20.0% 20.0% 0 104
9番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 87
10番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
11番人気 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
12番人気 0- 0- 0- 8/ 8 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
13番人気 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
14番人気 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
15番人気 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
16番人気 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
17番人気 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
18番人気 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

神戸新聞杯は実績馬が出ることもあり、1番人気の強さが目立ちます。
10年で6勝を挙げ、これは他の重賞レースではなかなか見られない優秀な成績です。
2番人気と3番人気もそれぞれ2勝、1勝を挙げ、1番人気~3番人気の馬が9勝、7番人気が1勝となっています。

1番人気は単勝回収値が104、複勝回収値が90と想像以上の良さ。
やはり1番人気の馬は軸馬としては外せませんし、2着や3着というよりも1着というイメージが強いです。

1番人気が10年中6勝
単勝回収値104・複勝回収値90
馬券からは外せない

2019神戸新聞杯ピックアップ注目馬

レース前の月曜日or火曜日に更新

AI予想システムによる各出走馬の能力指数

レース前日に更新