2021東京新聞杯の過去データ・予想（現時点の注目馬）

毎年東京競馬場の芝1600mで開催される東京新聞杯。
過去には、有馬記念でアーモンドアイを破ったリスグラシューやマイルGI春秋連覇のインディチャンプなどもいます。
やはり東京マイルで行われますので、この舞台で活躍している馬が強い傾向にありますし、現時点で東京マイルで実績がなくても今後このコースで良い成績を収める馬が好成績を収めていますね。
昨年人気薄ながら2着に入ったシャドウディーヴァも出走予定ですが、どうなるのか！気になりますね。

2月1日時点の出走予定馬、過去10年のデータと注目馬を紹介します。

2021東京新聞杯の出走予定馬

馬名
エメラルファイト
エントシャイデン
カテドラル
カラテ
サトノアーサー
サトノインプレッサ
サトノウィザード
サムシングジャスト
シャドウディーヴァ
ショウナンライズ
ダイワキャグニー
トライン
$トリプルエース
ニシノデイジー
プロディガルサン
ロードマイウェイ
ヴァンドギャルド
ヴェロックス

東京新聞杯の過去10年のデータと予想ポイント

人気	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
1番人気	1- 0- 2- 7/ 10	10.0%	10.0%	30.0%	27	43
2番人気	1- 0- 2- 7/ 10	10.0%	10.0%	30.0%	51	51
3番人気	3- 1- 0- 6/ 10	30.0%	40.0%	40.0%	179	84
4番人気	1- 1- 2- 6/ 10	10.0%	20.0%	40.0%	78	104
5番人気	2- 3- 2- 3/ 10	20.0%	50.0%	70.0%	211	195
6番人気	0- 3- 0- 7/ 10	0.0%	30.0%	30.0%	0	92
7番人気	0- 1- 1- 8/ 10	0.0%	10.0%	20.0%	0	87
8番人気	2- 0- 0- 8/ 10	20.0%	20.0%	20.0%	374	92
9番人気	0- 1- 0- 9/ 10	0.0%	10.0%	10.0%	0	79
10番人気	0- 0- 0- 10/ 10	0.0%	0.0%	0.0%	0	0
11番人気	0- 0- 1- 8/ 9	0.0%	0.0%	11.1%	0	120
12番人気	0- 0- 0- 9/ 9	0.0%	0.0%	0.0%	0	0
13番人気	0- 0- 0- 9/ 9	0.0%	0.0%	0.0%	0	0
14番人気	0- 0- 0- 9/ 9	0.0%	0.0%	0.0%	0	0
15番人気	0- 0- 0- 7/ 7	0.0%	0.0%	0.0%	0	0
16番人気	0- 0- 0- 6/ 6	0.0%	0.0%	0.0%	0	0

レース検索　　枠番別集計

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
１枠	1- 1- 2-13/17	5.9%	11.8%	23.5%	45	54
２枠	2- 2- 0-13/17	11.8%	23.5%	23.5%	53	62
３枠	3- 2- 0-14/19	15.8%	26.3%	26.3%	146	76
４枠	3- 1- 2-13/19	15.8%	21.1%	31.6%	187	101
５枠	0- 1- 1-17/19	0.0%	5.3%	10.5%	0	22
６枠	0- 2- 2-15/19	0.0%	10.5%	21.1%	0	98
７枠	0- 1- 2-17/20	0.0%	5.0%	15.0%	0	60
８枠	1- 0- 1-17/19	5.3%	5.3%	10.5%	60	25

東京芝1600mは内枠が強いと言われているコースですが、東京新聞杯でもその傾向はみて取れます。
過去10年で、1枠～4枠までが勝利し、それ以外には8枠の1勝があるだけ。
ただ気になるのは回収率で、1枠と2枠は標準よりも低めなので、内枠というだけで過剰に売れている可能性もあります。
3枠と4枠が単勝回収率が100％を大きく上回っており、4枠は複勝回収率も100％超え。
外枠は…厳しいですね。
このレースは枠が大きな意味を持ちます。

内枠が圧倒的に有利だが妙味は3枠・4枠にあり
外枠は基本的に厳しいがヒモには入れたい

種牡馬別成績

種牡馬	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値	単適回値
ディープインパクト	3- 5- 1-20/29	10.3%	27.6%	31.0%	80	84	85.2
タニノギムレット	2- 0- 0- 2/ 4	50.0%	50.0%	50.0%	447	117	688.6
ハーツクライ	1- 1- 0- 1/ 3	33.3%	66.7%	66.7%	183	183	221.1
ステイゴールド	1- 0- 1- 5/ 7	14.3%	14.3%	28.6%	38	174	141.4
ダンスインザダーク	1- 0- 1- 2/ 4	25.0%	25.0%	50.0%	127	105	129.5
マンハッタンカフェ	1- 0- 0- 4/ 5	20.0%	20.0%	20.0%	336	76	227.0
クロフネ	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%	2060	540	2060.0
キングカメハメハ	0- 2- 2-14/18	0.0%	11.1%	22.2%	0	59	0.0

出走頭数自体も抜けていますが、ディープインパクト産駒がここ10年で3頭と、相性の良さを見せています。
それに対して18頭出走しながらも勝てていないのがキングカメハメハ。4回馬券に絡んでいますが複勝の回収率も悪くて、少し嫌いたいところ。

注目すべきは、タニノギムレット。
4回出走して2勝。それぞれ5番人気と3番人気での勝利なので文句なしの好相性。
しかし今回はタニノギムレット産駒は出走しません。

注目すべきはディープインパクト産駒
単複の回収率は期待できないため、単複以外の馬券で軸として狙いたい

脚質別成績

脚質上り	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
逃げ	2- 1- 0- 7/ 10	20.0%	30.0%	30.0%	160	80
先行	2- 1- 4- 25/ 32	6.3%	9.4%	21.9%	88	89
中団	6- 4- 4- 44/ 58	10.3%	17.2%	24.1%	82	60
後方	0- 4- 2- 43/ 49	0.0%	8.2%	12.2%	0	45

勝ち馬の脚質だけをみると10年で6勝を挙げている差しが強いです。
ただ、回収率は道中前につけている馬のほうが優れています。
逃げは単勝の回収率が160％と群を抜いており、逆に道中後方にいた馬は単勝回収率0％です。

差し馬の勝利数が多いが回収率は逃げや先行が優れている
特に逃げは単勝回収率が160％

上がり3F別成績

上がり	着別度数	勝率	連対率	複勝率
1位	0- 3- 0- 8/ 11	0.0%	27.3%	27.3%
2位	2- 2- 1- 6/ 11	18.2%	36.4%	45.5%
3位	0- 0- 3- 6/ 9	0.0%	0.0%	33.3%
4～5位	6- 3- 1- 13/ 23	26.1%	39.1%	43.5%
6位～	2- 2- 5- 85/ 94	2.1%	4.3%	9.6%

この舞台は上がりの速い馬が圧倒的に有利な舞台なのですが、東京新聞杯のここ10年の結果を見ると…
上がり1位の馬は2着が3回あるだけで、勝利も3着ありません。
3位も微妙ですし、このレースには速い上がりはあまり必要ないのかもしれませんね。

ちなみに4～5位は6勝・2着3回・3着1回と素晴らしい成績。
6位以下も2勝していますが、いかんせん勝率などが低すぎます。

上がり1位にこだわる必要はなし
上がり2位・4位～5位が好成績

年齢別成績

年齢	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
4歳	4- 4- 4- 26/ 38	10.5%	21.1%	31.6%	51	66
5歳	2- 4- 5- 29/ 40	5.0%	15.0%	27.5%	61	101
6歳	4- 1- 0- 27/ 32	12.5%	15.6%	15.6%	149	69
7歳	0- 1- 1- 26/ 28	0.0%	3.6%	7.1%	0	19
8歳	0- 0- 0- 10/ 10	0.0%	0.0%	0.0%	0	0

多くの方のイメージ通り4歳が強いことがわかりました。
38頭出走して4勝を挙げており、2着と3着もそれぞれ3回ずつ。
しかし単勝と複勝の回収率がイマイチなのは、過剰人気になっているのかもしれません。
5歳は2勝、そして6歳が4勝で、6歳の単勝回収率は149％。5歳の複勝回収率は101％。
7歳以上は非常に厳しい数字なので、軽視すべきでしょう。

4歳と6歳が強いが、馬券的妙味は6歳に軍配が上がる
単勝回収率は6歳、複勝は5歳が優秀